日産化学が出直って始まる、社株買いの株数と金額を倍増、好感買い先行

■PBR2倍台のため自社株買いなど強化の緊急性はないとみられるが拡大

 日産化学<4021>(東証プライム)は5月29日、4530円(96円高)で始まり、2020年以来の安値圏から出直っている。28日の15時に自社株買いの取得枠拡大と取得期間の延長を発表し、好感買いが先行している。同社株はPBRが2倍台のため、特段、自社株買いなどを強化する緊急性はないとみられるが、その分だけ意外感が出ている。

 5月14日に開始した自社株買いの取得枠拡大と取得期間の延長を発表し、取得上限株数は当初の125万株を250万株に、取得総額は50億円を100億円へと各々倍増、取得期間も当初の2024年7月31日までから25年3月31日まで延長するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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