■連騰3日目は制限値幅の臨時拡大を受け一段高
クオリプス<4894>(東証グロース)は5月29日、3日連続大幅高となり、27、28日の連日ストップ高に続いて後場30%高の5710円(1310円高)まで上げる場面を見せて上場来の高値を大きく更新している。「iPS細胞から作成した心筋シートについて、早ければ6月にも厚生労働省に製造販売承認を申請する。心筋梗塞や狭心症などを治療する」(日本経済新聞5月25日付朝刊)と伝えられて注目が集中し、週明けの27日から連日急伸。29日は、東証が臨時に制限値幅の拡大を発動し、通常は700円高の所を値上がり方向のみ2800円高までとしたため、一段高となった。
心筋細胞シートをはじめ様々な細胞製品の研究開発・製造を通じて医学・医療の発展への貢献をめざし、3月15日に「コーポレートロゴ」(社章)を刷新。心臓をイメージするハート型のデザインで、「『いのち』の躍動を表す赤の製品モチーフにより、臓器が『再生』し輝きを取り戻すことを金色の心臓で表すロゴ」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)