■シニア人材の活躍推進、長期ビジョン達成へ布石
ニトリホールディングス<9843>(東証プライム)は、2024年7月から、従業員が希望すれば70歳まで働けるよう再雇用制度を拡充すると発表。また、再雇用者の報酬水準についても見直しを行う。
■従来65歳だった継続雇用期間を70歳に拡大
同社は「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」というロマン(志)を掲げ、長期ビジョンの達成に向けて邁進している。その実現には、グローバル展開の加速やビジネス基盤改革など、多くの課題に取り組む必要があり、シニア人材の活躍が不可欠であるとの認識がある。
具体的には、従来65歳だった継続雇用期間を70歳に延長。また、一定以上の職位については、基本給と一部手当を定年前と同一水準とし、報酬を最大で定年前の9割に引き上げる。このような取り組みにより、多様な人材が活躍できる環境をさらに整備し、従業員のモチベーション向上と生産性向上を図る考え。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)