フォーバル、中小企業支援強化でエフピーステージと資本業務提携、財務・事業承継コンサル事業の拡大で社会価値向上を目指す
- 2024/5/30 08:05
- IR企業情報
■デジタル活用とコンサル人材育成でwin-winの関係構築
フォーバル<8275>(東証プライム)は5月29日、中小企業に向けたコンサルティング人材の育成事業を行うエフピーステージの全株式を取得し、資本業務提携を締結したと発表。この提携は「中小企業への財務・事業承継支援コンサルの充実による社会価値の向上」を目的としている。中小企業が抱える人手不足、デジタル化の遅れ、債務超過、後継者不在などの問題を社会課題と捉え、両社の強みを活かして持続可能な成長を支援することが不可欠とされている。
エフピーステージは、中小企業の”経営伴走支援士”の育成により課題解決を目指す一方、フォーバルは国策と連動した「F-Japan」構想のもと、DX人材の育成とデジタルツールを活用した可視化経営の実践を伴走型でサポートしている。保険業や税理士を塾生として金融・財務コンサルを強みとするエフピーステージと、デジタル活用支援に長けたフォーバルが手を組むことで、相互に財務コンサル事業を強化できると期待されている。
両社が連携することにより、事業の拡大・成長のスピードアップと、社会的意義の向上が見込まれる。中小企業との共存共栄を図りながら、伴走支援の幅を広げていく方針。エフピーステージは中小企業の財務改善や事業承継をサポートし、フォーバルはESG経営の可視化伴走支援に取り組むなど、両社の強みを活かした総合的な中小企業支援を実現していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)