フジオフードG本社が高値を更新、株主優待を年2回(6月末・12月末)実施し業績回復への期待も強い

■信用売り残が一日平均出来高の数倍、買い戻された際の威力も注視

 フジオフードG本社(フジオフードグループ本社)<2752>(東証プライム)は5月30日、急反発となり、取引開始後は4%高の1478円(51円高)まで上げ、全体相場の下げに逆行して4か月ぶりに年初来の高値を更新している。「まいどおおきに食堂」などを運営し、第1四半期の連結決算(2024年1~3月)は各利益とも前年同期比で黒字化。株主優待を年2回(6月末・12月末の株主)実施しているため、日経平均などが大幅安の中で業績や優待を意識した買いが再燃したようだ。

 また、信用取引残高をみると、直近は売り残が105万株、買い残が6万株で、売り残が圧倒的に多い状態が続いている。しかも一日平均出来高の3倍から4倍の規模のため、売り残が買い戻された場合の株価へのインパクトは大とみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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