阿波製紙が急伸しストップ高、2年後の営業利益2倍などめざす第4次中期計画を好感

■投下資本利益率ROICは2.6%(24年3月期は1.9%)など掲げる

 阿波製紙<3896>(東証スタンダード)は5月30日、急伸相場となり、取引開始後にストップ高の564円(80円高、17%高)まで上げてその後もストップ高で売買され、約2か月ぶりに560円台を回復している。29日の夕方に第4次中期経営計画『AWA Breakthrough Plan2025』(2024年度から25年度までの2カ年)を発表し、到達年度の売上高32%増、営業利益2倍などを掲げ、期待が強まっている。

 第4次中期経営計画では、到達年度(26年3月期)の連結売上高を213億円(24年3月期比32.3%増)、営業利益7.0億円(同2.0倍)、総資産経常利益率ROAは2.1%(24年3月期は1.4%)、投下資本利益率ROICは2.6%(同1.9%)、などを掲げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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