コメダ珈琲店、新商品「とろみコーヒー」を発売、高齢者も安心して楽しめるコーヒー

■5月29日より全国販売開始

 コメダホールディングス<3543>(東証プライム)のコメダは、石光商事との共同開発により「とろみコーヒー」を5月29日から全国のコメダ珈琲店で販売開始した。コメダ珈琲店は全国に1029店舗(2024年4月末時点)を展開するフルサービス型の喫茶店で、新商品は高齢者や嚥下に不安がある方々も安心して楽しめるよう開発された。商品はコメダブレンドと同じアラビカ種の豆を使用し、濃く抽出してコクと苦みをしっかりと残しつつ、とろみをつけた仕上がりとなっている。

 「とろみコーヒー」はその名の通り、とろみがついたコーヒーで、なめらかな口当たりが特徴である。食道をゆっくり通るためむせにくく、時間をかけて少しずつ飲んでも冷めにくいという利点がある。高齢化社会において、飲み込む力が弱くなる人々の増加を背景に、安心して飲めるコーヒーを提供するため、歯科医師である谷口裕重教授の監修のもと開発された。これにより、むせや気管への誤嚥の危険を減らし、多くの人が再び安心してコーヒーを楽しめることを目指している。

 開発にあたり、毎回同じ程度のとろみを再現するために何度も試作が行われた。また、コメダ珈琲店の伝統的なコク深い味わいを損なわないよう、試行錯誤を重ねた結果、納得のいく仕上がりとなった。価格は店舗により460円から640円と異なり、販売は2024年5月29日より開始される。開発担当者は「とろみコーヒーが多くの人々にくつろぎのひとときを提供することを願っている」とコメントしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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