■巨大広告を『国内外85か所以上の屋外広告ジャック』として31日から開始
伊藤園<2593>(東証プライム)は5月31日、取引開始後に3728.0円(79.0円高)まで上げて2日続伸基調となり、年初来の安値圏から出直りを続けている。30日に、グローバルアンバサダーとして起用した米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の巨大屋外広告の世界一斉展開を発表して注目された上、同日17時には自己株式の取得(自社株買い)とその消却、さらに第1種優先株式の自己株式の消却を発表し、好感されている。
大谷翔平選手を起用した巨大屋外広告は、『国内外85か所以上の屋外広告ジャック』として、5月31日から大谷選手の地元である岩手県で掲出を開始し、JR渋谷駅周辺のジャックの他、札幌・盛岡・仙台・東京・名古屋・大阪など12都道府県82か所で掲出する。海外では、アメリカ(ニューヨーク・ロサンゼルス)、韓国、台湾の6か所に掲出するとした。
普通株式の自社株買いは、取得株式総数100万株(自己株式を除く普通株式の発行済株式総数の1.13%)、総額40億円を各上限として、2024年6月4日から同年6月28日までの予定で行う。また、24年7月31日を消却予定日として100万株を消却する。さらに、第1種優先株式150万株の自己株式の消却を24年7月31日(予定)に行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)