ジオコードは後場再びストップ高、AIを活用した『名刺管理機能』やアイズとの業務提携に期待膨らむ

■名刺の写真などをアップロードすることでAIが情報を自動登録

 ジオコード<7357>(東証スタンダード)は6月3日、朝の取引開始後に続いて後場寄り後も再びストップ高の718円(100円高、16%高)で売買され、急伸商状となって約3ヵ月ぶりに700円台を回復している。Webマーケティングととクラウドセールステックを展開し、同日付で営業支援ツールの新機能として「AIを活用した『名刺管理機能』をリリース」と発表し、買い材料視されている。また、5月31日にクチコミマーケティングのプラットフォーム「トラミー」などのマッチングプラットフォーム事業を展開するアイズ<5242>(東証グロース)との業務提携を発表しており、こちらへの期待も強いようだ。

 発表によると、「AIを活用した『名刺管理機能』」は、ジオコードが開発・提供するクラウド営業支援・顧客管理ツール「ネクストSFA」の新機能として6月3日にリリースした。多くの時間と労力を要する名刺管理のデータ入力作業を、名刺の写真やスクリーンショットなどの画像を「ネクスト SFA」にアップロードすることでAIが文字データを認識し、社名、部署名、役職、氏名、電話番号、メールアドレスなどの企業情報が自動で登録される機能。名刺画像もデータとして保存されるため、企業のロゴやコーポレートカラーなどの視覚的な情報としても活用できるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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