■4社が連携し、電力と場所を確保したデータセンターを早期稼働を目指す
KDDI<9433>(東証プライム)は6月3日、Supermicro、シャープ<6753>(東証プライム)、データセクション<3905>(東証グロース)と、アジア最大規模のAIデータセンター構築に向けた協議を開始することに合意したと発表。シャープ堺工場跡地に、NVIDIAの最先端AI計算基盤「GB200 NVL72」を1000ユニット規模で導入することを検討している。
AIの急速な進化に伴い、処理能力の高いデータセンターの需要が高まる中、4社は各社のアセットを結集し、課題解決を図る。Supermicroは高効率な冷却システムを提供し、シャープの工場跡地は十分な電力と場所を確保する。データセクションは運営を支援し、KDDIはネットワーク構築・運用でサポートする。
同プロジェクトは、KDDIのビジョン「誰もが思いを実現できる社会」の一環であり、AI時代の新ビジネスプラットフォーム「WAKONX」を通じて、各産業に最適化されたサービスを提供する。4社は、この取り組みを通じて持続可能な社会の構築と日本経済の活性化を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)