■業績好調、半導体関連株が重いこともあり対極セクターの銘柄に注目の様子
日清食品HD(日清食品ホールディングス)<2897>(東証プライム)は6月5日、続伸基調で始まり、取引開始後は4134円(101円高)まで上げて年初来の安値圏から連日出直っている。今期も続けて最高益予想の好業績に加え、3日に自己株式の取得状況(自社株買いの途中経過)を発表し、積極的な買いとの受け止め方がある。今朝の株式市場は半導体関連株が重いこともあり、対極にあるセクターの銘柄に注目が強まる様子もある。
現在実施中の自社株買いは、上限620万株、総額200億円、2024年5月14日から同年11月29日までの予定。3日午後、5月31日までに取得した自己株式の累計が161万2900株と開示した。開始から半月で上限株数の26%を買いつけたことになった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)