日本空港ビルデング、羽田空港にランプバス配車システム「RBAS」導入で待ち時間削減

■定時運航率向上と利便性向上に貢献

 日本空港ビルデング<9706>(東証プライム)は、2024年5月から、羽田空港国内線・国際線のランプバス遅延による顧客の待ち時間を削減し、定時運航率の向上を図るため、ランプバス配車システム「RBAS(アルバス)(Ramp Bus Allocation System)」を導入したと発表。

 従来、ランプバスの配車は、航空機の搭乗人数や運航状況、風向きなどの情報を把握した上で、航空会社ごとに個別に行われていた。しかし、繁忙時間帯や運航ダイヤに乱れが生じた際に遅延が生じていた。

 「RBAS」は、これらの情報データを連携し、アルゴリズムによる自動配車でランプバスの運行効率化を図るシステム。これにより、お客様の待ち時間の削減、運行バス台数や人員配置の最適化を目指していく。

 また、「RBAS」の開発を通じて、これまで航空会社ごとに異なっていた配車時間やイレギュラー発生時の配車ルールについて明文化し、サービスレベルの標準化にも取り組んだ。

 今後は関係者と連携してランプバスの運行実績を分析し、顧客のさらなる利便性向上と遅延回数・時間の削減、効率的なランプバスの運行に努めていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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