■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現
センコーグループホールディングス(センコーGHD)<9069>(東証プライム)と日本貨物鉄道(JR貨物)は、6月5日に新造船「扇望丸」の進水式を行ったと発表。同船は、災害発生時に鉄道網が寸断された場合、JR貨物のコンテナを代行輸送するために建造されたもので、8月にも就航予定。
同船は、通常はセンコーGHDが顧客の原料・資材輸送専用船として運航するが、災害発生等により貨物鉄道ネットワークが寸断された場合には、JR貨物が実施する災害代行輸送に同船を使用して、JR貨物のコンテナ(12ft)を最大80個積載し、迅速な船舶代行を行う。
この取り組みを通じ、センコーGHDは既存顧客との取引拡大につなげるだけでなく、さらに災害発生時の代替輸送にも迅速に対応できる体制を確立し、鉄道輸送サービスの安定化に貢献。JR貨物は、災害等輸送障害時の対応力を強化することで、安全・安心な物流サービスを実現していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)