■地球環境の保全や地球資源の効率的な利用に期待
日本電子<6951>(東証プライム)は6月6日、再び出直りを強めて始まり、取引開始後は7%高の7120円(462円高)まで上げ、約3週間前につけた年初来の高値7546円に向けて上値を追っている。6月4日付で、国立研究開発法人:産業技術総合研究所、同:海洋研究開発機構とともに、「他のバクテリアに依存して省エネを貫く新門バクテリアの培養に成功」(無酸素環境で生きるバクテリアの未知なるサバイバル戦略)を発表しており、引き続き期待の強い相場となっている。
発表によると、国内天然ガス田の地下深部に由来する堆積物と地層水から新規なバクテリア(IA91株と命名)の培養に成功した。地球の営みを支える環境微生物の活動を理解し、地球環境の保全や地球資源の安全で効率的な利用のための重要な知見が得られる。天然ガス資源の利用や新たな微生物資源の開拓につながると期待されるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)