平和不動産が反発、増配や大成建設との資本業務提携など好感

■大成建は平和不の株式を20%超取得し1位株主に

 平和不動産<8803>(東証プライム)は6月10日、反発基調で始まり、取引開始後は3890円(120円高)をつけて出直っている。前取引日・7日の夕方、大成建設<1801>(東証プライム)が1位株主になる資本業務提携、および三菱地所<8802>(東証プライム)との3社による資本業務提携、自己株式の取得、増配を発表し、買い材料視されている。増配については、今期・2025年3月期の年間配当を前回公表予想から6円増額の126円の予定とした。

 発表によると、大成建設とは、再開発事業等における提携、新規不動産投資事業等の新規事業分野における提携などで提携する。大成建設は平和不の株式を議決権所有割合20.12%まで所有する予定。自己株式の取得(自社株買い)は、6月10日に東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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