カナモトが後場一段高、第2四半期決算が大きく伸び注目集まる、値上がり率1位

■営業利益は第1四半期3%減だったが第2四半期累計は16%増に

 カナモト<9678>(東証プライム)は6月10日、急伸相場となり、後場一段と上げて17%高の2997円(432円高)をつけ、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。前取引日・7日の15時に発表した第2四半期決算(2023年11月~24年4月・累計、連結)で業利益が前年同期比16.2%増加などと各利益とも拡大し、第1四半期(23年11月~24年1月)の営業・経常減益から増勢転換。第2四半期3か月間の拡大ぶりが注目されている。

 第1四半期(23年11月~24年1月)の連結営業利益は前年同期比3.6%減の29億85百万円だったが、第2四半期累計は同16.2%増の61億88百万円だった。今10月期の予想は全体に据え置き、営業利益は141億円(前期比17.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は83億円(同23.5%増)だが、先々の上振れ期待が少なくないようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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