■業績は好調、「ゲーセン」米国へ、との報道を受け連想買い強まる
エスケイジャパン<7608>(東証スタンダード)は6月11日の後場、17%高の963円(143円高)で始まり、前場に続いて今年5月21日につけた実質的な上場来の高値を更新している。クレーンゲームの景品などゲームセンターで用意している各種景品の企画開発などを行い、「『ゲーセン』米国へ、GENDAやラウンドワンが出店加速」(日経電子版6月10日夕方)と伝えられてラウンドワン<4680>(東証プライム)が約2か月ぶりに800円台を回復したことなどを受け、連想買いが強まったとみられている。エスケイジャパンの2024年2月期の連結決算は純利益などが5期ぶりに最高を更新した。
報道によると、「ラウンドワンは1000億円を投じて出店を増やす。現地で人気が高い日本コンテンツの関連グッズを使ったクレーンゲームなどをてこに、海外事業を伸ばす」という。また、GENDA<9166>(東証グロース)は米国で約8000カ所を運営する米ナショナル・エンターテインメント・ネットワーク(NEN)を買収し、「クレーンゲームの景品を順次、日本のアニメのキャラクターグッズなどに置き換えていく」と伝えた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)