■24年間の功績に感謝を込めて、イベントや企画商品を多数用意
JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)は6月13日、2001年から東海道・山陽新幹線で検測走行を続けてきた新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー(T4編成)」の引退を発表した。老朽化に伴い、2025年1月をもって検測走行を終了する。これにより、新幹線の安全と安定輸送を支えてきた一つの時代が終わりを迎える。
ドクターイエロー(T4編成)の引退に伴い、JR東海は感謝の意を込めてさまざまなイベントや記念商品の販売を予定している。これには、車両基地での撮影会や体験乗車イベント、車体のお掃除イベントなどが含まれる。詳細は追って発表される予定。
■JR西日本所有のドクターイエローは引き続き検測走行を行う
なお、JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021>(東証プライム)所有のドクターイエロー(T5編成)は引き続き検測走行を行う。また、2027年からはN700Sに導入される営業車検測機能がドクターイエローの役割を引き継ぐ予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)