【株式市場】中国株が上海高・株香安で見通しづらく日経平均は中盤から軟化
- 2015/10/8 12:01
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは1万8199円14銭(123円84銭安)、TOPIXは1485.16ポイント(8.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億3887万株
8日前場の東京株式市場は、NY株の4日続伸などが好感されて日経平均が10時過ぎに77円71銭高(1万8400円69銭)まで上げたが、中国株式を見ると国慶節連休明けの上海株が堅調な半面、香港が大幅安のため不透明感があり、前引けにかけては143円69銭安(1万8179円29銭)まで下げた。東証マザーズ指数は小高い。
海運株が業界再編の思惑などが言われて高く、ファナック<6954>(東1)は朝発表の機械受注などが好感されて高いが、自動車株は高安混在。パシフィックネット<3021>(東マ)は移動体通信事業への参入などを好感して一昨日に続き再びストップ高となり、レイ<4317>(JQS)は6日に発表した四半期決算などが好感されて大幅続伸。
東証1部の出来高概算は12億3887万株、売買代金は1兆3022億円。1部上場1899銘柄のうち、値上がり銘柄数は516銘柄、値下がり銘柄数は1267銘柄となっている。