KDDI、5G(Sub6)エリアを関東地方で2.8倍に拡大!通信速度は約3倍に向上

■高画質動画の再生も快適に、300Mbps超の高速通信を実現

 KDDI<9433>(東証プライム)は6月14日、2024年5月末までに5G Sub6(3.7GHz帯/4.0GHz帯)エリアの拡大を完了し、関東地方で2.8倍、全国では1.5倍のエリア拡大を達成したと発表。これにより、通信速度は従来の約3倍に向上し、300Mbps超の高速通信が実現。高画質動画の再生が快適になり、レイテンシの改善によってゲーム環境も向上する。

 KDDIは、業界最多のSub6基地局数3.9万局を展開しているが、これまでの衛星干渉条件により基地局の出力制限やアンテナ角度の調整が必要であった。2023年度末に衛星通信事業者との協力により干渉条件が緩和され、2024年4月から5月にかけて出力アップとアンテナ角度の最適化を実施。これにより、特に関東地方を中心にSub6エリアが大幅に拡大した。

 同計画により、鉄道駅では519駅から612駅、商業地域では338スポットから363スポットに増加し、生活動線となる場所での大容量・高速な5G通信の体感が可能となった。KDDIは今後もSub6基地局のアンテナ角度の最適化や新たな基地局開設を進め、さらなる品質向上とエリア拡大を目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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