ケンコーマヨネーズ、ランチョンセミナーで「マヨネーズの不思議な世界」と題した講演を開催
- 2024/6/17 12:54
- プレスリリース
■「乳化の原理や性質」について解説
ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は、2024年5月26日に開催された日本家政学会第76回大会にて、ランチョンセミナーを実施した。同社の事業開発本部研究部員が講師を務め、「マヨネーズの不思議な世界」と題してマヨネーズの乳化について解説を行った。定員70名の会場は満員となり、多くの大学関係者や会員の方々が参加した。
セミナーでは、マヨネーズにおける乳化の原理や性質について基本的な説明を行った。具体的には、レシチンやゆで卵の黄身が乳化を起こすこと、また、マヨネーズを冷凍や加熱すると乳化状態が変化することなどを解説した。さらに、実演を交えながら、ツナ缶に含まれる油を乳化させてツナサラダを作る方法なども紹介した。受講者からは「新たな視点で考えられ興味深かった」との評価のとの声も聞かれた。
後半では、マヨネーズと同様の乳化状態が、シフォンケーキやガナッシュなどの製菓にも見られることを説明した。このように、乳化は日常生活に身近なところで起きている現象であると受講者へ伝えた。同社はこうした機会を通じ、食の科学的側面を一般市民へ広く普及啓発することで、食文化の発展に寄与していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)