【株式市場】前場の日経平均は401円高、米NASDAQの連日最高値など受け急反発、材料株物色も強い

◆日経平均は3万8504円11銭(401円67銭高)、TOPIXは2719.92ポイント(19.91ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億564万株、

 6月18日(火)前場の東京株式市場は、米NASDAQの6日連続最高値に加えダウが5日ぶりに反発したことなどが好感され、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体株やホンダ<7267>(東証プライム)など軒並み反発した。材料株物色も強くTDK<6762>(東証プライム)は密度100倍の次世代電池材料に期待と最高値。インフォコム<4348>(東証プライム)は米投資ファンドのTOBで一段高。みずほFG<8411>(東証プライム)なども高い。日経平均は331円高で始まり、高下しながらジリ高となって前引け間際に416円58銭高(3万8519円02銭)まで上げた。

 藤田観光<9722>(東証プライム)が急反発のストップ高となり、筆頭株主DOWAホールディングス<5714>(東証プライム)も急反発とあって投資ファンド接近の観測など事情通が動き出したとの見方。地主<3252>(東証プライム)は大手証券による新規投資評価開始など材料視され急伸。日本電波工<6779>(東証プライム)は南海トラフ観測網の構築進むとされて関連視され急伸。ザインエレクトロ<6769>(東証スタンダード)は2日連続ストップ高となり次世代低消費電力・低遅延の光半導体事業に参入など材料視。リンクバル<6046>(東証グロース)は一時ストップ高となりオープンハウスG<3288>(東証プライム)との協業を好感。

 新規上場のインテグループ<192A>(東証グロース)は5940円(公開価格3960円の50%高)で初値をつけた。その後6070円(同53%高)まで上げて売買され前引けは5930円となった。

 東証プライム市場の出来高概算は7億564万株、売買代金は1兆6668億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は1356銘柄、値下がり銘柄数は268銘柄。

 東証33業種別指数は29業種が値上がりし、その他製品、サービス、繊維製品、保険、精密機器、陸運、ガラス土石、機械、輸送用機器、化学、海運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■メガバンク、地銀、生保、商社、鉄鋼など厳選銘柄  日米のマーケットは、中央銀行の金融政策が「ハト…
  2. ■メガバンク株:政策金利引き上げで利ザヤ拡大  決め打ちしていいのか大いに悩ましい。メガバンク株へ…
  3. ■優待利回り高配当銘柄、優待常連銘柄も要チェック  今週の当コラムでは、株主優待制度関連株に注目す…
  4. ■サプライズ優待がもたらす、株主還元策の新たな潮流  「恐れ入りました」と脱帽する以外にない。株価…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る