■フィットネスジムの課題である継続率の低さに対応、事業化めざす
CAC Holdings<4725>(東証プライム)は6月19日、続伸基調となり、1971円(17円高)まで上げて約1か月ぶりに1970円台を回復している。18日午後、「スマートミラーを活用しジムでのトレーニング効果の可視化とモチベーション維持の実証実験を開始」と発表して注目されており、このところの出直り相場で高値に進んでいる。
発表によると、この実証実験は、ミラーの前に服を着たままのジム利用者が立つと、ミラーは利用者の骨格筋量、体脂肪を測定するとともに、身体の部位の採寸を行う。ミラーが測定、採寸したデータと連動して、アプリ上では利用者の身体の様子をアバターで表現する(360°確認が可能)。また、計測結果をもとに、利用者はアプリ上でなりたい身体の目標(本PoCでは体重目標)を入力して設定する。これにより、利用者はアバターで可視化されたジムでのトレーニングの効果を確認しながら、目標へ向けてトレーニングを継続することができる。フィットネスジムを運営する事業者の課題である会員の継続率の低さへの対応などを進め今後のビジネス化を推進していく予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)