Jトラストの子会社グローベルスが20日、「東京プロマーケット」に上場

■1996年設立の総合不動産企業、資金調達力など高まる

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)の子会社・グローベルス<193A>(TOKYO PRO Market:東京プロマーケット)が6月20日、新規上場し、1500円で初値がついた。指定した流動性プロバイダーはアイザワ証券。

 グローベルスは、総合不動産企業として不動産開発事業、不動産ソリューション事業を展開している。資本金100百万円、設立は1996年7月。今後の事業成長に向けた資金調達力を高めるべく、TOKYO PRO Marketへの上場をめざしてきた。

 今期・2025年3月期の業績見通し(個別、会社側発表)は、地価の上昇、建築費や人件費等のさらなる高騰が懸念されるものの、マンション分譲では前事業年度引渡分に続き、当事業年度においても竣工時完売を継続しており、また、ソリューション事業における賃貸保有物件に関しても安定した高い稼働率に伴う賃料収入が見込まれ、売上高は75億66百万円(前期比5.1%増)を見込んでいる。経常利益は1億90百万円(前期比29.8%)を、当期純利益は法人税等を考慮して1億4百万円(前期比22.1%)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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