■年内の投資計画を精査、価格体系の改定も寄与
サイボウズ<4776>(東証プライム)は6月21日、急伸して始まった後もジリ高基調となり、午前11時にかけて19%高の2130円(345円高)まで上げて約4か月ぶりに2100円台を回復している。20日午後に今期・24年12月期の連結業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行。11時20分にかけても東証プライム銘柄の値上がり率1位となっている。
23年12月に開示した今期・24年12月期の連結業績予想を全体に増額修正し、売上高については、24年5月に公表したクラウドサービスの価格体系改定等の影響を反映させたことや為替変動の影響により、前回発表予想と比べ2.8%増加し295億45百万円となる見通しとした。また、年内の投資計画の精査などにより、営業利益は前回発表予想と比べ32.9%増加し41億17百万円の見通しとし、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想と比べ47.7%増加し29億95百万円となる見通しとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)