マナック・ケミカルが後場急伸、『グループ中期計画(2024-27年度)』に期待強まる

■再構築期間、拡大期間を設定し3年間で総額100億円の成長投資

 マナック・ケミカル・パートナーズ<4360>(東証スタンダード)は6月24日の正午に『グループ中期計画(2024-27年度)』を発表。株価は後場、急動意となって始まり、取引開始後に14%高の703円(87円高)まで上げて約3か月ぶりに700円台を回復する場面を見せて急反応となっている。

 発表によると、中期計画では、2024-2025年度を事業再構築期間、2026-2027年度を事業拡大期間とし、足元の業績の早期回復に努めるとともに、企業価値向上に向けた成長投資を行っていく。

 重点成長投資項目として、①湘南イノベーション研究所による、電子材料やバイオ等機能性材料・ヘルスケア・生産プラットフォーム等を対象とした新規事業の創出、②ファインケミカル事業における海外(特にインド及び欧州)を対象とした事業開拓、③金属不純物管理技術向上とヨウ素化合物を中心とした半導体関連新製品の開発、および
サステナブル素材のバイオマス由来複合材料WPC(ウッドプラスチックコンポジット)の上市、を推進し、この3項目を中心に総額100億円の成長投資を行って行くとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■メガバンク、地銀、生保、商社、鉄鋼など厳選銘柄  日米のマーケットは、中央銀行の金融政策が「ハト…
  2. ■メガバンク株:政策金利引き上げで利ザヤ拡大  決め打ちしていいのか大いに悩ましい。メガバンク株へ…
  3. ■優待利回り高配当銘柄、優待常連銘柄も要チェック  今週の当コラムでは、株主優待制度関連株に注目す…
  4. ■サプライズ優待がもたらす、株主還元策の新たな潮流  「恐れ入りました」と脱帽する以外にない。株価…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る