石垣食品はTPPの恩恵に期待根強く再び活況高

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 石垣食品<2901>(JQS・売買単位100株)は取引開始後に22%高の259円高(46円高)まで上げ、10月6日の急伸に続いて再び活況高となっている。ビーフジャーキー、ごぼう茶・麦茶などの大手で、先ごろ大筋で合意したTPP(太平洋経済連携協定)の品目別の全体像が昨8日、農水省から発表され、あらためて波及効果に期待が再燃している。ビーフジャーキーの原料になる牛肉の輸入関税は、現行の38.5%が15年後に9%になるため、コスト低減効果としての即効性はないとの見方はあるが、株式相場には「理想買い」のあとに「現実買い」が到来するといった経験則があり、今はまさしく「理想買い」が始まったばかりとの見方がある。業績は赤字縮小傾向となっている。

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