セレス子会社ラボル、東大と共同研究開始、AIで売掛債権回収の精度向上を目指す

■請求書買取ファクタリングサービス「labol」の回収率向上へ

 セレス<3696>(東証プライム)の子会社ラボルは6月25日、東京大学大学院工学系研究科の田中謙司研究室と共同研究を開始したと発表。この共同研究では、機械学習を用いて売掛債権の回収精度を向上させることを目的としている。

 ラボルは、フリーランスや中小企業向けに請求書買取ファクタリングサービス「labol」を提供している。しかし、従来の機械学習モデルでは、回収不能な債権の判別が難しく、回収率の向上に課題があった。

 今回の共同研究では、田中謙司研究室が持つ豊富な機械学習ノウハウを活用し、ラボルが保有する様々なデータを分析することで、より精度の高い回収予測モデルを開発する。これにより、回収不能な債権の買い取りを抑制し、回収率の向上を目指すもの。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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