【株式市場】NY株の5連騰など好感し中国関連株なども高く日経平均は反発

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8282円06銭(140円89銭高)、TOPIXは1501.52ポイント(20.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億6808万株

チャート4 9日前場の東京株式市場は、朝一番に先物・オプション各10月物の清算値(SQ)算出を巡る売買があり、NY株の5日続伸138ドル高などが好感されて日経平均は朝方に201円54銭高(1万8342円71銭)まで上げる場面があった。ただ、昨日決算を発表したファーストリテイリング<9983>(東1)が安く、上海総合指数は昨日の4%高に対し小動きで開始。このため急伸後は一進一退となり、前引けは140円89銭高の1万8282円06銭となった。東証2部指数は小安い。

中国株が堅調なため鉄鋼株や大手商社株が堅調で、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は昨日の四半期決算で通期の業績見通しを減額修正したため安く始まったが、その後は次第に回復して前引けは小幅高。ゴールドウイン<8111>(東1)は人工のクモの糸「クモノス」製の防寒ウェアなどが好感されて東証1部の値上がり率トップとなり、キャリアリンク<6070>(東1)はマイナンバー関連需要が好調との見方で出直りを拡大。ファンデリー<3137>(東マ)は昨夜のTV番組で医師の処方などに適合する食事宅配が採リ上げられたとされて連想され出直り拡大。ウィズ<7835>(JQS)はクリスマス商戦に向けて期待の新玩具の可能性が言われて急伸。

東証1部の出来高概算は12億6808万株、売買代金は1兆4901億円。1部上場1899柄のうち、値上がり銘柄数は1291銘柄、値下がり銘柄数は503銘柄。

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