GMOアドパートナーズがストップ高買い気配、GMOインターネットグループと吸収分割契約を締結
- 2024/6/26 11:21
- 株式投資ニュース
■GMOインターネットに商号変更しプライムに移行
GMOアドパートナーズ(GMO-AP)<4784>(東証スタンダード)は6月26日、80円高(23.05%高)の427円とストップ高買い気配となっている。同社は6月25日、開催された取締役会で、親会社であるGMOインターネットグループ(GMO-IG)<9449>(東証プライム)のインターネットインフラ事業と広告・メディア事業を吸収分割により承継することを決議したと発表。これに伴い、吸収分割契約が同日付で締結された。対象事業には、ドメイン事業、クラウド・ホスティング事業、アクセス事業が含まれる。
吸収分割契約の締結により、GMO-APはGMO-IGの企業グループ内での連携を強化し、事業環境の変化に迅速に対応することを目指していく。吸収分割に伴い、GMO-APは新たに普通株式を発行する予定で、その結果、発行済株式数が現在の発行可能株式総数を超えるため、定款の変更も行われる予定。この定款変更については、2024年9月11日に開催される臨時株主総会での承認が条件となっている。
同吸収分割により、GMO-APはGMOインターネット株式会社に商号を変更し、インターネット広告市場での影響力を高めることを目指す。東京証券取引所の市場区分はプライム市場に変更される。吸収分割の実施は、双方の事業の強みを最大限に活かし、持続的な成長と企業価値の最大化を図るための重要なステップであるとされている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)