■今回は戸建住宅など347件、リースバック関連事業の推移に注目再燃
And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は6月28日、反発基調で始まり、取引開始後は1082円(13円高)と昨27日につけた年初来の安値から切り返している。27日午後、「ハウス・リースバック」で取得した個人住宅などの不動産の信託受益権の譲渡完了を発表。取得した資産を流動化することで収益の拡大につながり、財務の健全化にも資することになり、買い材料視されている。
今回譲渡した資産は、首都圏・中部圏・近畿圏を中心とした戸建住宅および区分所有建物347件で、譲渡価格は53億60百万円、帳簿価格は43億73百万円、譲渡益は9億86百万円。6月決算の連結業績予想には概ね織り込んでいるとしたが、「ハウス・リースバック」は、持家などを活用した資金調達法として需要が拡大しているため、リースバック関連事業の推移に改めて期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)