協立情報通信は「三角もちあい」を継続、業績好調で値動き収れんを待つ

■前3月期は純利益など最高を更新、今期は営業利益23%増を予想

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は6月28日、1784円(1円安)の気配値で始まり、引き続き2024年2月に年初来の高値1870円をつけた後の「三角もちあい」相場を継続している。「三角もちあい」は、もみ合い相場の高値と安値が次第に収れんして振幅が縮小する相場を指し、経験則的には、振幅が十分に縮まり、煮詰まってくると再び大きく動意づく可能性があるとされている。

 ICT(情報通信技術)関連ソリューションの提供とドコモショップ運営等を行い、24年3月期の業績は純利益などが最高を更新。売上高は前期比11.4%増の54億69百万円、営業利益は同73.7%増の2億83百万円、純利益は同2.2倍の2億58百万円だった。今期・25年3月期も、当社の強みであるワンストップソリューションサービスを活かして顧客のDX化推進への取組をサポートし、業績予想は、売上高を55億円(前期比0.6%増)、営業利益を3億50百万円(同23.5%増)とした。純利益は前期の営業外収益の反動で2億30百万円(同10.9%減)を見込むが、事業収益の拡大傾向は続く見通しだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る