【株式市場】前場の日経平均は386円高、円安関連株が軒並み上げ銀行・保険株も高い

◆日経平均は3万9727円91銭(386円37銭高)、TOPIXは2816.51ポイント(22.81ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億746万株

 6月28日(金)前場の東京株式市場は、NYダウ2日続伸などに加え円安傾向が強まったことなどで自動車株や電子部品・半導体関連株、大手商社株などが一斉高となり、27日から株式5分割後の新価格で売買されている日立<6501>(東証プライム)は実質的な最高値を連日更新。三菱重<7011>(東証プライム)も最高値を更新。また、円安による物価高を抑制する金利引き上げ観測などから、みずほFG<8411>(東証プライム)などの銀行・保険株も軒並み上げた。日経平均は251円高で始まり、次第高となって午前11時に442円16銭高(3万9783円70銭)まで上げ、前引けも3万9700円台を保った。

 住友ファーマ<4506>(東証プライム)が2日ぶりに戻り高値を更新し海外強化などのトップ談話報道等材料視。アトラエ<6194>(東証プライム)は増配など好感され高値更新。GMOアドパートナーズ<4784>(東証スタンダード)はGMOグループ内での事業再編で一時3日連続ストップ高。アイズ<5242>(東証グロース)は業務提携が材料視され一時2日連続ストップ高。

 新規上場のロゴスホールディングス<205A>(東証グロース)は取引開始後に公開価格と同値の2290円で初値をつけ、これを高値に売買され前引けは2075円。

 東証プライム市場の出来高概算は8億746万株、売買代金は1兆9565億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は648銘柄、値下がり銘柄数は942銘柄。

東証33業種別指数は25業種が値上がりし、値上がり率上位は、保険、銀行、証券商品先物、海運、卸売り、その他金融、輸送用機器、機械、情報通信、電気機器、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年6月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■優待利回り高配当銘柄、優待常連銘柄も要チェック  今週の当コラムでは、株主優待制度関連株に注目す…
  2. ■サプライズ優待がもたらす、株主還元策の新たな潮流  「恐れ入りました」と脱帽する以外にない。株価…
  3. ■大会関連株からメディア、スポーツ関連株まで幅広い分野で機会  パリ五輪は、競技内容の盛り上がり、…
  4. ■FOMCと日銀金融政策会合、7月の同時開催でマーケット注視  本当に「ハト派」なのか、それとも「…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る