みずほ銀行、生成AIを活用した次世代コンタクトセンターシステムをリリース
- 2024/7/1 16:04
- プレスリリース
■AIによる入電量予測やデータ分析に基づく提案精度向上も目指す
みずほフィナンシャルグループ<8411>(東証プライム)グループのみずほ銀行は7月1日、2024年8月に生成AIを活用した次世代コンタクトセンターシステムをリリースすると発表。同システムは、最先端の日本語生成AIを導入し、顧客との会話を分析してニーズを正確に捉え、迅速な回答と適切な提案を実現する。経験豊富なアドバイザーのノウハウを学習させたAIにより、ライフプランや資産形成などの複雑な相談にも対応可能となる。
新システムの特徴として、チャネル統合とCRM連携によるシームレスな顧客体験の実現が挙げられる。電話・チャット・LINEなど、あらゆるチャネルからの相談内容がコンタクトセンター内で引き継がれ、アドバイザーは顧客の状況をより深く理解し、サポートすることが可能となる。また、応対内容はAIで自動テキスト化・要約され、営業部店とも共有される。
今後の展開として、みずほ銀行は入電量予測とシフティングの精緻化、データ分析に基づく提案精度向上、デジタルマーケティング基盤との連携、顧客の声の分析を通じたサービス改善促進などにチャレンジしていく。これらの取り組みを通じて、リテール分野における最も便利で安心なパートナーを目指し、リアル、リモート、デジタル各チャネルのサービスを高度化し、一層シームレスな顧客体験を提供していく方針。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)