■長期金利のベース国債の利回りは朝1.070%台に上昇と伝えられる
第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は7月2日、一段と上げて始まり、取引開始後は4595円(136円高)まで上げ、3日続けて実質的な上場来の高値を更新している。38年ぶりとされる円安傾向を受け、日銀が基準金利の引き上げに踏み切る可能性が言われる中で、2日朝の公社債市場で長期金利のベースになる10年国債の利回りが続けて上昇したことなどが買い材料視されている。金利上昇は資産運用環境の好転につながるとの見方が継続している。
2日朝の公社債市場では、長期金利の指標とされ10年国債の利回りが1.070%(0.005%高)をつけ、連日の上昇となっている。これを受け、東京海上ホールディングス<8766>(東証プライム)、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東証プライム)、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東証プライム)も軒並み続伸し高値に進んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)