村田製作所が一段高、米アップル社の生成AI戦略に関する報道に好反応、太陽誘電も一段高

■オープンAI社とのつながりを深めるとの観測に期待強まる

 村田製作所<6981>(東証プライム)は7月3日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の3540.0円(176.0円高)まで上げて約2週間ぶりに直近の高値を更新し、2021年につけた実質的な上場来の高値3611.7円以来の高値に進んでいる。米アップル社との大手取引先として知られ、「米アップル、オープンAI取締役会にオブザーバー派遣」「オープンAIとのつながりを深めることに」(日経電子版速報ニュース7月3日朝)と伝えられたことなどが買い材料視されている。太陽誘電<6976>(東証プライム)も8%高となって高値を更新している。

 アップルは6月中旬に生成AIサービス「アップルインテリジェンス」を発表して期待を集めた。村田製や太陽誘電、日東電工<6988>(東証プライム)などが動意づいた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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