ダイドーリミテッドが急伸しストップ高、期末配当を5円から一挙100円に見直す

■村上氏ら株主の意見も参考に決定、自社株買いも機動的に

 ダイドーリミテッド<3205>(東証スタンダード)は7月5日、一段高となり、ストップ高の1095円(150円高、16%高)で売買されながら2008年以来の1000円台に進んでいる。4日夜、今期・2025年3月期の配当(期末のみ実施中)予想をこれまでの1株5円から100円に見直すと発表し、自社株買いも機動的に実施したいと発表。好感買いが殺到している。

 同社株は昨4日も旧・村上ファンド系とされる南青山不動産及びそのグループ会社による大量保有が伝えられて大きく上げていた。4日夜の増配発表では、「(株)南青山不動産及びそのグループ会社の大株主である村上世彰氏からも面談の申し入れを受け」、「村上氏をはじめとする株主の皆様の意見も参考にし」、「株主価値向上施策の検討及び試算を行った結果」、「株主還元の強化として、一定期間内における配当の増額、及び株式市場からの自己株式の取得について決議した」。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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