タカラバイオが「腸内フローラ」解析サービスなど好感し急伸

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 タカラバイオ<4974>(東マ・売買単位100株)は後場も約2ヵ月ぶりに1300円台を回復したまま強い展開を続け、13時30分にかけては7%高の1315円(85円高)前後となっている。9日付で「先端的な腸内細菌叢解析サービスを開始」と発表し、これまで研究分野で展開していた同解析を本日付で新たに法人向けのサービス「腸内セルフチェック」として提供するとしたため、収益源の多角化などに期待が広がった。

 発表によると、ヒトの腸内にはおよそ1000種類以上、100兆個以上の細菌が生息し、これら腸内細菌は宿主から栄養を得て、バランスを取りながら腸内細菌叢(腸内フローラ)を形成している。腸内細菌叢は食事や生活習慣、健康状態で変化し、病気や肥満などと深く関係することが近年の研究で明らかになり、研究開発が活発になっている。

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