■東京ディズニーリゾートに続く、新たな夢の船旅
オリエンタルランド<4661>(東証プライム)は7月9日、ディズニー・エンタプライゼズ・インクと日本を拠点とするディズニークルーズ事業に関するライセンス契約を締結したと発表。2028年度に就航予定のこの新事業は、日本のクルーズ市場の成長が見込まれる中で、テーマパークやホテル事業で培った運営ノウハウとディズニー社との強固な信頼関係を活かし、新たな収益機会を創出することを目指している。
■2025年に造船開始、日本発着の短期航路を中心に展開
ディズニークルーズは1998年にアメリカで初就航し、現在5隻が運航中であり、さらに3隻が追加される予定。今回のプロジェクトでは、乗客はディズニーのコンテンツを船上で体感し、バラエティ豊かな食事やホスピタリティあふれるサービス、素晴らしいエンターテイメントなど、オールインクルーシブの夢のような船旅を楽しむことができる。造船は2025年度から開始し、2028年度の就航を目指す。
今回の事業には総額約3300億円が投資される予定であり、オリエンタルランド経営戦略本部が担当する。東京ディズニーリゾートで提供してきた非日常の体験を船旅でも展開し、新たな体験価値を提供することで、ゲストに新たなハピネスを提供し続ける考えだ。今後、事業の進捗状況に応じて適宜情報開示を行い、連結業績への影響も精査する予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)