クリーク・アンド・リバー社が自社株買いを開始、2020年以降で7回目、積極展開

■今回は7月10日から11月30日まで、過去に複数回、前倒して完了の実績

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は7月9日午後、第1四半期の連結決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表した。

 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため、自己株式を取得するとし、取得する株式の総数は35万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の1.6%)。取得総額は500百万円(上限)、取得期間は2024年7月10日から同年11月30日までとした。

 同社は自己株式の取得を積極的に行っており、2020年以降をみても以下の取得を行っている。

・2020年4月10日~2020年8月31日(800000株:上限)
・2021年1月12日~2021年5月31日(500000株:同)
・2022年10月28日~2023年2月28日(250000株:同)
 <22年11月16日までで241,600株を取得し終了>
・2023年1月12日~2023年2月28日(265000株:同)
・2023年10月27日~2024年2月29日(265000株:同)
・2024年4月12日~2024年8月31日(300000株:上限)
 <24年5月14日までで全300,000株を取得し終了>
・2024年7月10日~2024年11月30日(350000株:同)

 また、2025年2月期・第1四半期の連結決算(24年3~5月)は、売上高が前年同期比0.8%増の128億54百万円、営業利益が同20.2%減の12億61百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同17.7%減の8億60百万円だった。

 2月通期の予想は期初の開示から変更なく、売上高は550億円(前期比10.4%増)、営業利益は48億円(同17.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は31億円(同16.6%増)。営業利益は第1四半期の時点で通期予想の26%を達成しており、好調な進展といえそうだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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