FUJIなど4社、羽田空港に「HANEDA TAX FREEロッカー」、事前予約で中国の人気商品を消費税免税で受け取り
- 2024/7/10 07:38
- プレスリリース
■中国人旅行者向け、スマートロッカーで「手ぶら観光」をサポート
FUJI<6134>(東証プライム)、日本空港ビルデング<9706>(東証プライム)、ネットスターズ<5590>(東証グロース)、J&J Tax Freeの4社は共同で「HANEDA TAX FREE ロッカー」を開発し、7月9日から羽田空港で運用を開始したと発表。この新サービスは、専用アプリで事前予約した商品を消費税免税で受け取ることができ、羽田空港第2ターミナル国際線エリアと第3ターミナルに設置されている。このロッカーは、これまで有人で行われていた免税手続きを完全電子化し、無人で行うことができる。
「HANEDA TAX FREE ロッカー」は、中国を中心に月間13.6億人が利用する「WeChat」内のショッピングサイトで事前注文した日本国内の人気商品を受け取るためのサービス。日本を訪れる中国人旅行者を主な対象とし、スマートロッカーを利用することで快適な手ぶら観光が可能となる。今後は、中国人旅行者以外にもサービスを拡大する計画。
日本空港ビルデングは、増加するインバウンド旅客の多様なニーズに応えるためにこのサービスを導入し、訪日旅行者に利便性と快適さを提供することを目指している。また、FUJIは独自の宅配ロッカーシステム「Quist」を活用し、物流の課題解決に貢献。ネットスターズは、中国人旅行者が利用しやすいショッピングサイトを開発し、J&J Tax Freeは免税販売の記録作成と手続きを担っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)