【株式市場】円高基調などで日経平均は反落するがマザーズ指数などは高い

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8266円67銭(172円00銭安)、TOPIXは1503.83ポイント(11.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)10億9407万株

チャート6 13日前場の東京株式市場は、NY株式の7日続伸と1ドル119円台への円高基調が綱引き状態になり、日経平均は朝から軟調なまま10時過ぎに191円42銭安(1万8247円25銭)まで下げる場面があった。中国・上海指数も軟調なため、前引けも172円00銭安(1万8266円67銭)だった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調続伸となった。

 シャープ<6753>(東1)が政府系資金の資本支援の観測などを期待材料に8%近い値上がりとなり、日本航空<9201>(東1)はNY原油が前週後半から週明けにかけて50ドルを回復できずに再び軟化したことなどが言われて3%高。ジェイコムホールディングス<2462>(東1)は業績予想の増額修正などが好感されて一時ストップ高。リアルコム<3856>(東マ)は監理銘柄に指定されているが、取り扱いが軽くなり、これまでの「確認中」から「審査中」に変更されたことなどが好感されて急伸。ハローズ<2742>(JQS)は16日の売買から東証1部に昇格することが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は10億9407万株、売買代金は1兆1549億円。1部上場1900柄のうち、値上がり銘柄数は779銘柄、値下がり銘柄数は992銘柄となっている。

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