■シャープは未利用・低利用となっている工場を活用
アオイ電子<6832>(東証スタンダード)は7月10日、大きく出直って始まり、取引開始後は12%高の3050円(334円高)まで上げ、ほぼ4か月ぶりに3000円台を回復している。9日午後、「シャープ三重工場における半導体先端パネルパッケージの生産ライン構築について」を発表し、同日付で半導体後工程の生産ライン構築を推進していくことに合意とし、期待が膨らんでいる。
発表によると、アオイ電子では、既存工場を活用することで生産ラインの早期構築・稼働を図り、今後拡大が見込まれるチップレット集積パッケージ、チップ埋め込み型パワーパッケージ、5G/6G/ADAS用高周波パッケージをタイムリーに提供していく予定。シャープでは、中小型液晶パネル工場の生産能力の最適化に加え、未利用・低利用となっている工場の活用、さらには他社協業によ(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)