■東海東京インテリジェンス・ラボが360円引き上げて3170円に設定と伝わる
ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は7月11日、再び上値を指向する相場となり、前場2156円(67円高)まで上げて約3か月ぶりに2150円を超え、後場も2140円前後で売買されて戻り高値に進んでいる。今期も連続最高益を更新する見込みなど業績好調である上、11日は東海東京証券グループの調査機関:東海東京インテリジェンス・ラボがゼリア新薬株式の目標株価を引き上げ、それまでの2810円を3170円に見直したと伝えられ、注目が再燃している。
同調査機関では、主力品目について、コンシューマーヘルスケア部門の「ヘパリーゼ群」が好調に拡大する見込みで、「コンドロイチン群」は堅調に推移する見込み、医療用医薬品の「アサコール」は海外での一段拡大が見込まれる、などとしているもよう。営業利益などの上振れ余地についても想定しているもようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)