■戸建分譲事業の受注15.8%増と好調
タマホーム<1419>(東証プライム)は7月12日、買い気配で始まった後9%高の4230円(365円高)をつけ、約1か月半ぶりに4200円台を回復して大きく出直っている。11日午後に発表した2024年5月期の連結決算は営業利益が5%減だったが今期予想は8%増とし、配当(期末のみ実施中)は従来予想比5円増の190円に増額、今期・25年5月期は195円の予定とし、好感されている。
24年5月期は、注⽂住宅事業で引渡棟数が減少した一方、不動産事業における⼾建分譲事業は引渡棟数が増加。連結売上高は前期比3.3%減少し、営業利益は同5.1%減、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.4%増だった。受注は注文住宅が8678棟(前期比10.7%減)だった一方、戸建分譲は1529棟(前期比15.8%増)と好調だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)