ベイカレント・コンサルが急伸、第1四半期好調で「下期偏重型」のため業績上振れを期待

■コンサルタント数28%の大幅増としたものの戦力化早い様子で増収増益

 ベイカレント・コンサルティング<6532>(東証プライム)は7月12日、一段高で始まり、取引開始後は15%高の4174円(551円高)まで上げて約1週間ぶりに戻り高値を更新している。11日午後に発表した第1四半期決算(2024年3~5月)が前年同期比で売上収益26%増加、営業利益18%増加と好調で、約6か月ぶりに4000円台を回復している。

 第1四半期は、「コンサルタント数が28.4%増と大幅に増加(前1Q末3116名、当1Q末4002名)」(説明資料より)したが増収増益を確保した。2月通期の業績予想は全体に据え置いたが、「売上・EBITDA(償却前英益)ともに下期偏重となる傾向があり」とするため上振れ期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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