■東証グロース250指数は2.7%高、日経平均攻勢銘柄から退避資金の見方
ウェルスナビ<7342>(東証グロース)は7月12日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は8%高の1615円(115円高)まで上げて約3週間ぶりに1600円台を回復している。ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた「長期・積立・分散」の資産運用を自動で実現するロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を運営。このところの預かり資産の増加ピッチが注目されている。12日は日経平均が大幅反落となっている一方、同社株が所属する東証グロース250株価指数は2.7%高と目立って値上がりしており、日経平均構成銘柄からの退避資金が流入したとみられている。
「ウェルスナビ」の預かり資産に関する発表は、直近は7月5日に1兆3000億円を突破(7月4日時点)と開示した。前回発表の1兆2000億円を突破(5月10日時点)から2か月近くの間に1000億円増加した。増加ピッチが加速してきたとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)