■前5月期はV字急回復、「名刺」に加えインボイス管理サービスも拡大
Sansan<4443>(東証プライム)は7月16日、一段高で始まり、取引開始後は8%高の2294円(164円高)まで上げ、2日続けて大きく値上がりしている。名刺管理システムなどで知られ、11日午後に2024年5月期の連結決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表。調整後営業利益は前期比81.5%増なと、全体にV字急回復となり注目が継続している。
前5月期は、営業DXサービス「Sansan」の成長が継続し、「Sansan」の売上高は前年同期比15.6%増加した。また、インボイス管理サービス「Bill One」は高成長が継続し、「Bill One」の売上高は前期比155.5%増加した。今期・25年5月期の連結業績予想は売上高、調整後営業利益を開示し、調整後営業利益は3012百万円から4404百万円の間(前期比76.2%増~157.6%増)とした。
自社株買いは、20万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.16%)、総額300百万円を各上限に、2024年7月12日から同年8月31日までの予定で行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)