■第3四半期は営業利益87%増加、海外事業では円安効果も
良品計画<7453>(東証プライム)は7月16日、一段と上げて始まり、取引開始後は10%高の2902.0円(262.0円高)まで上げて一気に2018年12月以来の2900円台に進む場面をみせて活況高となっている。前取引日・12日の15時に第3四半期連結決算(2023年9月~24年5月・累計)と業績予想の増額修正を発表。注目集中となっている。
第3四半期累計の売上高に当たる営業収益は前年同期比13.7%増加し、営業利益は同87.3%増加した。、国内事業で既存店の売上が想定を上回ったほか、売上が上振れたことに伴い値下げが抑制され、営業利益率の改善につながった。また、海外事業では円安効果で営業収益および営業利益が押し上げられた。今8月期の連結業績予想は、営業収益を従来予想の3.1%増の6600億円に、営業利益は同10.4%増の530億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.1%増の360億円に、各々引き上げた。営業収益と各段階の利益は過去最高を更新する見込みになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)