ビックカメラは2018年以来の高値に進む、業績・配当予想を増額修正、8月期末配当は15円(従来予想比3円増)に

■インバウンド売上げが予想を上回りコジマなども好調に推移

 ビックカメラ<3048>(東証プライム)は7月16日、6%高の1674円(96円高)で始まったあと売買交錯だが約3か月ぶりに年初来の高値を更新し、2018年12月以来の高値に進んでいる。前取引日・7月12日の15時に発表した第3四半期決算(2023年9月~24年5月・累計、連結)の営業利益が前年同期比76.1%増加など好調で、今8月期の予想を全体に増額修正し、好感買いが優勢になっている。8月期末配当も1株当たり15円の見込み(従来予想比3円増)とした。

 23年9月~24年5月は、インバウンド売上が予想を上回ったことに加え、連結子会社のコジマ<7513>(東証プライム)や携帯キャリアショップ事業が好調に推移した。今期・24年8月期の連結業績予想も前回予想を上回る見込みとなり、今8月期の連結売上高は従来予想を1.3%上回る見込みに、営業利益は同15.4%上回る見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.6%上回る見込みに各々引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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